2006年から2012年ま更新していたブログです。

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宇和島〜窪川〜須崎〜高知

 今日は高知まで150km。ロードバイクで走るのにはたいして苦でもないが、ツーリングスタイルで走るにはちょっと覚悟が必要。朝食バイキングは6時45分からという微妙な時刻からだったが、宿で食べることにした。7時半頃出発。昨日見た信号無視のブロンプトン男も同じ宿だった。

 最初のルートはR320を通るか、鉄道沿いの大回りルート(県道57号)を通るか迷ったが、迂回する距離が大きそうだったのでR320で。お約束だが、ダムの手前の登りはきつかった。その手前もトンネルを通らずに川沿いにいったほうがよかった。

 登りきってからはほぼ平坦。途中県道280号を通って登りを避けたりしながら川沿いに下っていく。江川崎で軽く休憩。ここからは窪川までは一度逆向きに走ったことがある。ただしその時はけっこうな雨で、「最後の清流四万十川」は単なる濁流だった。川に沿ってじわじわと登っていく。急に車の通行量が減る。今回は清流の川で撮影。

 美しい清流とは言いながら、さすがにこの光景の連続は退屈感がある。でも車が少ないのはうれしい。途中道の駅四万十大将で休憩。さらにひと踏んばりして窪川で昼食。

 窪川から先は徒歩のお遍路さんの姿をたびたび見かける。窪川には岩本寺がある。窪川で妙に商店が残っているのも宇和島に観光ホスピタリティが足りないのも八十八箇所の有無に原因があるんだと分かった。

 R56を進んで、そろそろ峠かなと思ったら意外とあっさりと通過。しかし峠からみると海ははるか彼方。じわじわと登っていたのか。

 ここから須崎まで一気にダウンヒル。爽快。土佐久礼の町を見たい気分もあったが、先を急ぐのでパス。ちょっと登って焼坂トンネルを抜けて道の駅かわうその里すさきで休憩。ここまで来るとなんとか到着のめどが着いたと感じた。

 須崎からはR56。須崎の先に小さなトンネル付きの峠があるが、すぐクリア。県道287号を通り、再びR56に戻って高知市内へ。

 今日もコインランドリーのあるホテル。洗濯が終わって、高知駅で翌日の11時過ぎの南国と乗り継ぎの新幹線の指定席を確保してから夜の高知へ。高知の夜はにぎやかで、最近いった中では広島に次ぐ活気だった。四国の県庁所在地だと高知>高松>徳島>松山といった感じ。それでもかつてよりはるかに人が少ないらしい。
 これまで夜の町では「地元の人は名物なんてあんまり食べない」ってを感じたが、高知は観光客向けっぽい店でも地元民向けっぽい店でも同じような海の幸がメニュー化されている。単なる龍馬バブルではなさそう。


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高低とか